レクサスLBXの静音、燃費、ステアリングフィール、乗り心地などの改善への取り組み。①
2024.11.26
皆様、、、冬ですね。
いきなりと言いますか、慌てて冬服引っ張り出してきております。
ま、言っても下は半ズボンしか持ってないんですけどね^^;
と言う訳で、デモカーのLBX君の諸々改善計画。
一定の効果が得られましたので、そのご報告です。
オーディオフリークじゃないあなたも、LBXユーザーなら役立つ情報ですので、最後までご覧になってみてください。
そもそもオーディオ屋がなぜこんなことをし始めたのか。
きっかけは、コルトレーンオリジナル商品の「コンティヌオ」。
みんカラさんなどで広めていただき、コルトレーンHPの通販でも購入できるバッテリーアースです。
動作原理が全く知らなかった頃は、本当に魔法のアイテムって感じでした。
オーディオ機器からは遠く離れたバッテリーのアースを、ただ一本追加するだけで音が変わる。
頂いた評価を拝見すると
「低音の出方が変わった」
「音全体が良くなった」
「音がはっきり聴こえるようになった」
など、沢山の良い評価を頂いております。
勿論よく分からなかった等の評価もいただいておりますが、概ね高評価を頂けておりみんカラ様からも賞状とメダルを頂けました。
この辺りは周知の方も多いと思いますが、本題はここから。
実は私。以前とあるメーカーさんからの依頼で、コンデンサーチューニングの開発に携わってました。
大企業とかではないので、それ自体は威張るほどのものでもないのですが、担当の方が誠実な方で、様々な検証のフィードバックを返していただきながら二人三脚での開発でした。
ご依頼を頂いた当初から私はオーディオしか知らないので、開発もオーディオ目線になりますよと言ったスタンスでしたが、それが的を射ていたようで、私は”音”の変化、メーカーさんは”走り”の変化を見るといった、一風変わった開発となっていましたが、試作機の変化のすり合わせでは何故か評価が一致する不思議な感じでした。
話を戻しますと、前述コンティヌオでも、寄せられる評価が”音”だけにとどまらず、”走り”に関しての変化の評価も多く寄せられていました。
あ~やっぱり、電源系に関しては、音が良くなる方向のチューニングは、走りにも良い方向の変化がありそうなんだな~
この体験をしたことで、色々な事象が走りや音に関連付けることが出来るようになってきました。
これまでのオーディオの施工法に大きな影響を与えたのは確かですが、新しい取り組みとしては、なかなか試す機会がなく、検証できない状態が続いておりました。。
知ってるだけでは知識にあらず。
どこかの偉い人が言ったとか言わないとか^^;
で、やっと巡ってきたタイミングが、LBXの購入。
総じて良い車です。
私が歴代乗ってきた車の中でも、めちゃめちゃ良くできた高級車って印象です。
内外装ともに上質ですし、例えば窓の上げ下げ、ミラーの折り畳み時など些細な部分にも気を配られている、さすがレクサスと言えるものでした。
ですが個人的に気になった事があるのも事実。
・操っている感が全く無い。
・僅かに響いてくる3気筒のポコポコ音。
・特に冬場の燃費悪化
・レクサスらしくない路面からの突き上げ。
・レクサスとしては及第点レベルの走行時の騒音
どれも我慢できないほどではなく、と言いますか必要十二分の出来だと感じますが、他のレクサス車と比べてしまうとどうしても気になってしまいます。
じゃあ上級車を購入すればよいだけの話なんですが、そこは、、、ほら、人間って無い物ねだりな気質があったりするでしょ^^;
という事で、これまで培ってきたスキルを駆使し何とかできないかと始まったのが、表題にあるLBX改善計画です。
これまでは走りに関する手法をオーディオに生かすことが多かったのですが、今回は真逆な考え方です。
オーディオで培った技術を、それ以外で生かす。
更には相乗効果でオーディオの音も良くしよう!
無謀ともとれる試みですが、実は結構自信あったりしました。
長くなりましたので、続きは②にて。