スイフトスポーツのケーブルチューニングSTEP2とスピーカー交換&マルチアンプ化♪
2019.10.24
スイフトスポーツさんの入庫です♪
今回ブログタイトルに「マルチアンプ化」と、わざわざ明記してみましたが、実はこのマルチアンプってのは、比較的簡単な条件がそろえば可能となる、音質に有利なシステム構築方法なんです♪
要はスピーカー1つに対し、1ch分のパワーアンプで駆動する方式です。
オーディオヘッドユニット、ナビヘッドユニットなど、ほとんどのアンプ内蔵ヘッドユニットには4ch分のパワーアンプが内蔵されてます。
この4chのパワーアンプで、高音用のツイーター1ペア、低音用のウーファー1ペアの計4つのスピーカーをそれぞれ駆動します。
引き換えにリアスピーカーは鳴らせなくなりますが、得られる音質は非常に大きく、おすすめのシステム構築方法です♪
実はコルトレーンではこの方式が基準になってまして、「リアスピーカーは鳴らなくてもよいですか?」って聞かれて、YESをいただいた方のシステムは、このマルチアンプか、バイアンプになってます♪
車室内
最近の車らしく、デザインは洗練されてますね~♪
DOPナビがついてます。
カロッツェリアのサイバーナビがついてますね~♪
先にマルチアンプとバイアンプってワードが出てきましたが、どちらもスピーカー1つに対し1chのパワーアンプってことに違いはないのですが、マルチアンプにするには一つ条件があり、このサイバーナビのようにクロスオーバー機能を持ってる事で実現できます。
カーオーディオでは電源マネージメントって、どこまで行っても付きまとう音質に関わることがあるんですが、マルチアンプの場合パワーアンプの負担が最小限になりますので、音質的にも非常に有利なんです♪
純正スピーカー
コストダウンの格好の餌食となってるスピーカーですが、スズキは、、、なんかちょっと悲しいですね^^;
ある意味これで音が出るんですから、めっちゃすごい技術なのかもしれませんね^^;
バラバラ♪
本日も張り切ってばらしてます♪
出来るだけコストを抑えるため。
出来るだけ音質をよくするため。
出来るだけ音を悪くさせないため。
毎日せっせといばらしてますよ~^^
メーター裏
こんな感じでワイヤリングしてます。
タイラップでの固定は出来る限りしないです。
ケーブルと共締めですとノイズが乗りますし、ケーブルを固定すること自体車両の振動をもろにケーブルに伝えてしまうことになりますので、音質にとってあまり良いことはありません。
パワーケーブル
スピーカーケーブルに対し、パワーケーブルは遊びが無いようにしっかり固定してます。
車両の電源はたかが12Vですが、車両を燃やすに十分な電気ですので、安全第一で可能な限りのリスクを排除したインストールです♪
ケーブル大集結♪
専用ハーネスは加工します。
DOPナビはカプラーオンで接続出来るようになってますが、ケーブル類を新たに引き直してますので、それを接続できるようにケーブルを切断し端末を加工してます。
ツイーターは機能美インストール♪
スピーカーはカロッツェリアのTS-V173Sです。
言わずと知れた、超コスパのミドルエンドスピーカーです。
いまだにこのクラスでは最強クラスの性能を保ってます。
コルトレーンのお仕事って、使用機器の性能を可能な限り引き出すことってのが重要と考えてますので、機器の潜在能力が大きければ大きいほど、仕上がりの音質が良くなります。
ウーファーはインナーバッフルで
これまたおなじみの、カロッツェリアメタルバッフルにて取り付けてます。
こいつの凄さは、当ブログを読んでいただいてる方なら、すでに周知のことですね^^
完成♪
ツイーターもなかなか良い感じです♪
ってことで、すべての作業が終了しました♪
今回の施工は、一般的に言っちゃうとスピーカーを変えただけって感じですが、ブログを見て頂いたとおり、スピーカーをしっかり鳴らすために、いろいろな手を尽くし、いろいろな部分に拘りスピーカーを鳴らせる環境を作ってますよね~
これが取り付け屋さんではなく、オーディオ屋の仕事です^^
しっかり鳴らせるシステムが組めたら、次は音質補正。
あまり知られてませんが、良い音で聴くためには非常に重要かつ、難易度が高い作業です。
特に最近の機器のレベルは非常に高く、補正、調整の難易度も飛躍的の上がってます。
でもご安心ください!
コルトレーンには長年培った確かな技術があります!
調整後の音はまるで魔法にかかったかのような、素敵な音に仕上がりますよ~♪
今回もVスピーカーが生き生きと鳴ってます♪
今回も楽しいお仕事をさせて頂き、有難う御座いました♪