レヴォーグのピラー制作
2020.05.29
レヴォーグさんの入庫です♪
着実にシステムアップを図っております車両です♪
今回のメニューはAピラーへツイーターを埋め込む加工をします。
取り付け時のスペース的な制約が多い車室内なんですが、Aピラーに直付けする事により、この制約を大きく拡大する事が出来るので、より理想的な位置や角度で取り付け可能になります。
人間が敏感に感じる音域を受け持つツイーターなんですが、反射などの影響や、ウーファーとの取り付け環境の差異を調整したり、音の重なりを調整したりと、多くのことができちゃうんです♪
ただカッコ良くするだけじゃないんですよ〜♪
ですが、SAIACOのプロセッサを導入することにより、純正オーディオの音を一旦デジタルで組み立て直し、イコライザーやタイムアライメント機能を駆使し補正したのち、プロセッサ内蔵のパワーアンプで増幅するので、純正オーディオとは別物の音に仕上がります♪
スピーカーはカロッツェリアのTSーZ173PRS。
カロッツェリアスピーカーの中では、少し異色な音色のスピーカーで、ヨーロッパ製スピーカーのような情緒的な雰囲気を持つスピーカーです♪
取り付けは付属アタッチメントを利用し、ピラーに取り付けてあります。
取り付け費も節約できますので、コスパ的には非常に優れていますし、車両にもよりますが、比較的良好な場所にインストールできる場合もありますので、その場合は音に関しても良い感じで仕上がります。
でも、、
ベストではないんですよね〜^^;
この写真にある段階ですと、作業のほとんどが終わってます。
ツイーターのバッフルの角度、埋め込み、位置など全て決まり固定されてます。
ここまでの作業が非常に手間がかかるんです。
逆にここまでの作業の手を抜くと、いろいろ台無しになっちゃいます。。
と言いますか、ここまでの作業が必要であるから、私たちのようなプロが存在できる訳です♪
とは言っても、かっこいい方が良いですよね〜^^;
Aピラーは運転中も目につきやすい場所にありますし、車に乗り込んだ時にカッコ良いピラーが視界に飛び込んでくるとテンション上がりますしね〜♪
なので、形成も一生懸命頑張ってます♪
正直安全をを第一に、音質を第二に考えた場合、デザインや細部の形成に関して大きな制約がかかりますが、上手く折り合いをつけながらデザインしてます♪
レザーはボンドで貼り込みます。
今回はお客様の要望で、黒のレザーを使用します。
グレー系と比べて、黒の方がガラスへの映り込みが少ないのと、造作部が目立たないです。
逆にグレー系は造作部の凹凸が分かりやすいので、カッコ良い感は増します♪
取付けて仕舞えば、もうこの角度で見る事はないです♪
作業する時も、リスナー目線で最高にカッコ良く見えるようにデザインしてます♪
それに一点から見たときに、左右のピラーが別の表情を見せてくれるように考えてます。
運転席側は出来る限り、主張せず自然な感じにする事で、運転時邪魔にならないように。
その分助手席側は、しっかりカッコ良さが体感できるように、1番良い表情を見せてくれるようにしてます♪
完成写真撮り忘れて、お客様に受け渡す寸前に慌てて撮りました^^;
運転席側は比較的おとなしい感じでしょ〜♪
逆に助手席側は、しっかりデザインが主張されてると思います♪
音も良いですね〜♪
PRSは比較的柔らかい音色のスピーカーなんであうが、少し緩いと感じる部分があるんですが、ウーファーはドアをしっかり作り込んでありますし、今回ピラーもしっかり作ったことで、全体の音がピシッと引き締まりました♪
PRSがこう鳴ってくれると、物凄く魅力的な音になるんですよ〜♪
今回も楽しいお仕事をさせて頂き、有難う御座いました♪