ヴァーチャルアースの新型♪
2021.04.05
さて、今回はちょっと前に発売された、KOJYOのバーチャルアースが新しくなりましたので、そちらのレビューを♪
Ve−01が大好評で、コルトレーン でも沢山売れてました。
Ve−02はその後継にあたる機種で、動作原理はそのままで、細かい部分のブラッシュアップと、アースの面積?と、ちょっとした仕掛けと言うか、少しだけ原理を見直してるようです。
コルトレーン デモボードには01が付いてますので、バーチャルアース無しも含めて、比較試聴しようと思います♪
こういう時でもボードって便利♪
先ずは無しで試聴します。
「ん?何か繋ぎ間違えたかな?」
そう言えば、デモボードは常に01を繋げた状態でした。
でもちょっとびっくりしたのは、ここまで悪化しちゃうんだって事でした。
01アリでデフォになっちゃってたので、逆に良い部分が分かり易い^^;
先ずはノイズ感。
うわずってたざらっとした空気が“すんっ”って落ち着きます。
これは高級なシステムじゃ無いと出ない空気感です。
一音一音の滲みが無くなり、黒レベルが上がり、丁寧な発音になる感じです。
外した状態で聴くと、これらがガクッとクオリティーダウンです。
再度01を繋げ確認しましたが、外した時に感じた劣化感は、一気に払拭された事から、間違いなく効果のある物だと改めて感じました。
02です。
正直ちょっとびびりました^^;
写真で見た通り、筐体の大きさはほぼ同じです。
で、こちょこちょっとブラッシュアップして、ちょっと違った効果を狙い改良したってだけで、基本部分は一緒。
でも、その効果は非常に大きいです♪
01の持ってる良さは、そっくりそのまま踏襲してます。
更に音の滲みが無くなり、一音一音の表情が浮き彫りになってますので、細かい部分のディティールやアンビエントも細かく表現できてます。
ノイズフロアは更に下がり、無音時の音の落ち着き感は半端ないです。
01とは違う効果を狙った変更が功をそうしてるのか、壊れそうな繊細な音にも適正な力感を感じまず。
分解能も上がった感じもあり、これもその試みによるものだと思います。
これ、
ちょっと凄いな^^;
01、02に共通してるのが、悪さをしない事。
オーディオって兎角トレードオフが付き纏うんですが、バーチャルアースに関しては、それは皆無です。
良くなる以外何も無いです。
それと音色は変わりませんし、音質の本質部分が変わることはないので、システムとの相性問題も皆無です。
それに、機器のグレードアップでは得られにくい部分が変わりますので、めちゃめちゃありがたいです。
と、またまた良いもの作ってくれた、KOJYOさんに感謝です♪