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ちょっと凄いアイテム知っちゃいました♪

2021.12.01

今日ちょっとすごいアイテムをご紹介いただいちゃいました♪



吸音材です。



正直私は吸音材って好きじゃありません。

使い方間違えると大怪我しちゃうんですよね。。

私もその昔、いっぱいやらかしてました^^;


効く帯域は限られてますし、効果としても微妙。。

そもそも車室内には吸音効果のある物満で、どちらかと言うとデッドな環境です。

反射が酷く吸音材で効果が期待できる部分はガラスとか、樹脂部分なんですが、そんなところに吸音材施工できないですしね〜^^;


って事で、コルトレーン で吸音材使ってるのは、デッドニングのSTEP3だけってかなり限られてます。




で、何週間か前に、とある企業さんから問い合わせがありまして、吸音材の開発をしたので意見を聞かせてほしいと。


車両の静穏化が目的のようなんですが、本来静音化って、いわゆる防音な訳でして「遮音」「吸音」「制振」の組み合わせで実現できる物でして、メールの文を見る限り、吸音だけで実現しようとしてるようで、またどこぞの変な企業が、ろくに勉強もせずにいっちょかみしてきたんだと思ってたんです。


その数日後に店主から、古くからのお客様から、凄い吸音材があるとの事で紹介があり、興味があれば担当を紹介したいとの事。

そのお客様曰く、その効果にかなり驚いたとの事でした。



ん???



と、以前のメールを読み返してみると、同じ物の事みたいで、とんとん拍子に実際会って商品の説明をしていただくことに。

事前にいただいてたデータを見ると、確かに他の吸音材に対し優位性がありそうでしたが、ちょっと引っかかることもあり、いろいろ聞いてみようと思いました。

それにこういったものは実際聞いてむないとわかんないことも多いですので、ダメ元くらいの感じでお話を伺うことになりました。




結論から言いますと、かなり凄い物でした。

実際お店でいろいろ検証させていただきましたが、ちょっと驚きの結果でした。


厚み1cm程度のニードルフェルト、厚さ1cm程度の発泡ブチル、メーカーさん持ち込みの吸音材の3点の比較という形での検証でした。


ニードルフェルトは前述のコルトレーン で唯一使ってる吸音材。

特性が素直で穏やかな素材です。


発泡ブチルは吸音材ではなく、どちらかというと遮音材です。

静穏化を通常メニューで持ってないコルトレーン ですので、施工の材料ではなく、施工事お客様の車に傷をつけないようにするための養生材です。


で、今回の検証対象の吸音材。



うちには高価な計測器なんてものもありません。

簡易的なRTAくらいはありますが、そんな検証メーカーさんがもっとちゃんとした環境でしてくれてるので、コルトレーンでは超ローテクな、耳頼みの検証方法です。

でも、効果が数値ではなく、実際耳で判断できるので、私にはこっちの方が合ってます♪



環境

デモボードのカロッツェリアTS−Z900PRS

方法

① スピーカーを上記材で塞ぎ、透過する音の確認。

②スピーカーを筒状にした材で囲み、出音の確認。

③なんですか?って手を耳に添える感じで、材を耳後ろに添え、手と材の音の差異の確認。



と、とりあえず簡単にできる方法での検証でした。





凄かったです!!!


①での検証では、吸音材ですし、遮音性は全く無い素材なのですが、吸音が凄すぎて遮音性のある発泡ブチルを軽く圧倒してましたし、効く周波数体も広く、フェルトでは全く効果の無い帯域にも効いてましたし、減衰量も大きかったです。

680Hz付近から下を担当してるPRSのウーファーでも、ツイーター、スコーカーほどでは無いですが、間違いなく効果がありました。


これにはちょっと驚きました。

普通の吸音材では太刀打ちできない帯域です。


②は通常なら反響してしまう筒状の物体を通ってきた音の確認なんですが、これも効果が凄くしっかり音が減衰してました。


③では、耳の後ろに何も無いかのような音で、これも他の素材では経験したことないです。




といった感じで、かなり強烈な吸音材であることが確認できました♪

この素材、オーディオだけに留まらず、多方面でっこれまでの常識をひっくり返すほどの威力があると思います!



でも一つ問題が。。。





高い。。。。。





ちょっとインストールで使う素材としては高すぎます^^;

勿論それに見合った効果はありますし、これを使っていろいろ対策できたらなんて幸せなんだろうと思いますが、だからといって遺財布の中身には限りがありますし、素材ですので費用はそれ以外にもかかっちゃいますし。。




具体的な金額はまだ言えませんが、例えばデッドニングのSTEP3のハイエンド版として販売するなら、10万円程度にはなりそうで、ドアのでかい車両になるともちょっとプラスアルファかかりそうです。

STEP3施工済みの方でも8万円ほどかかりそうです。



でも、これまでに無いエグイ仕上がりのドアになることは大いなる魅力だと思います。

他にもこれまで手を入れにくかった、、と言いますか、手を入れても効果が薄かったあの部分や、その部分、あっちにもやってみたいし、こっちにも♪

なんて妄想をしております♪



幸いコルトレーン なら、まだ販売前のこの吸音材を供給してくれるとの事なので、人柱希望の方、ハイエンドなドアをお求めの方は是非お試しくださいませ♪


異次元のドアに仕上がりますよ♪


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