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TSーV174Sデモボード入りしました♪

2024.11.18

いやいやいや。。
正直ここまでの物とは想像してませんでした。。
 
と言うのも、11月発売のパイオニアの新しいスピーカー「TS-V174S」。
これまでのモデルは、幾度かの比較的軽微なブラッシュアップを経ながら、かなりのロングランで突っ走っていました。
正直なところ、その音質は現在でも十分通用するものでしたが、目新しさといった部分ではかなり気薄になっていたのも事実でしたので、今回のモデルチェンジは嬉しいものでした。
 
個人的にはアルミ振動板の音が好きではなく、前モデルに関しては気になるほどの音色ではなく十分許容できたのですが、システムが研ぎ澄まされていくある一定の段階で顔を見せる”アルミ感”を感じたのは私だけではないと思います。
 
という事で今回の素材変更は、個人的にはおおwelcome!って感じでした。
 
 
が、、、。
 
 
どうやらこれまでのリングツイーターではなく、ドームツイーターになるとのこと。。
いやいや、VってRS直系の音で、演者の唾飛んできそうなくらいのトランジェントが売りなんじゃないの?
しかもウーファーのコーンの角度が深くなり、ストローク幅も拡大しているそうな。。
2wayスピーカーってウーファーも割としんどい領域の高域も受け持たなきゃなんないですし、車載の場合リスナーに対しての軸ずれが大きくなるので、この変更がどうなるんだろう・・・
 
と、聴く前から心配事盛りだくさん^^;;;
 
 
「聴いてみてダメならお客さんにも勧めることが出来ないな~」
 
 
 
で,
 
入荷いたしました~
 

 

で、

 

早速試聴!!!!!!!!!!!!
 
 
 
ん?
 
 
 
あれ?
 
 
 
 
 
・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
い”ぃーーーーーーーーーーーー♪
 
 
 
声を最大限にして言いますね
 
い”ぃーーーーーーーーーーーー♪
 
これはこれは♪
ちょっと想像してなかったな~♪
って言うか、とんでもないもの出してきましたよ?これは。
 
ってか、新品ですからね。
これ書いてるのは、デモボードに入れて20分くらい聴いて、これは早く皆さんに知らせなきゃって書いてるので、まだエージングどころの騒ぎじゃない、パリッパリの新品の状態での印象が、、、↑ですからね~
 
勿論まだまだ各部こなれてないので、コキコキしててさっぱり出てない音もありますが、そこを加味しても凄い音が鳴ってます!
ってか、低域の諧調がありえないレベルです!!!!!!
ローエンドはまだ伸びると思いますが、下まで欲張ってって感じではないですが、コントロール出来てる領域は結構下まで実現してます。
具体的に言うと

 

 
のTr4なんか聴いても、LAUFEYさんの弾くチェロのピチカート音と胴の音、空間の響きなどちゃんと描き分けられてますし、

 

 

Tr1なんか聴いても分かると思います。

 

この辺りがきっちり、しかもエンハンスがかった不自然な感じもなく、自然に存在するような感覚です。

 

この低音の出方は尋常じゃないかも♪

これでもっとちゃんとコーンが動くようになると、弦の質感やボーイング時のギコギコ感も加わり、更にリアルな音になりそうです♪

 

トランジェントに関しては、前モデルに比べると鮮烈ってイメージは無いですが、振動板がチタンに換わっているせいか、減退した印象は極僅かで、それよりも高域の諧調も良くなっているので、高域も深度が増したというか強くても深い高音なので、けして刺さることは無いのですが、しっかり強く繊細で深い高域になっているようです。

 

ここでちょっと意地悪な音源を聴いてみることに。

と言いますか、これ鳴らせちゃう気がします。

 

Tr2

 

結構パッキパキな録音で、ニアフィールドが前提となるカーオーディオですと、大音量で聴くのは辛い感じの音源です。

 

 

 

あららららららららららららららららららららら。

 

 

 

すげ。

 

 

 

こんなふうに鳴るんだ~。。

雰囲気としてはスタジオで生聴いてる感じです。

勿論”生”とは言いません。

あくまで”生っぽい”って事なんですが、なんだかHi-Fiってよりは原音再生って、オーディオに関わる人なら、なかなか口に出せない原音って部分に向かって作ったユニットなきがします。

チョリッチョリに鳴ってる、ホームのJBLスピーカーのような雰囲気があります。

ですが、JBLとはまた違う音ではあるんですが、同氏って感じの音です。

 

 

 

いや~これはまいりました^^;

ちょっととんでもない事になりました。

勿論他社ハイエンド機をなぎ倒すほどの破壊力ではありませんし、同社RSと比べてもVの方が上ってわけではありません。

ですが、この価格帯で再生が難しい帯域を、このレベルで再現されるとこれはもう驚きでしかありません。

それに高忠実度再生ではなく原音再生にベクトルを振ったスピーカーも、かなり希有な存在で、それが功を奏し新しい際限の可能性の扉を開いた感じです。

 

と言いますか、やっぱりオーディオは低音ですよ。

ボコボコとかモリモリって事ではなく、きっちりコントロールされているかどうか。

一流のアスリートが履くようなシューズでも、あぜ道走らされたら上手く走れませんが、セールの安いスニーカーでも、きっちり整備された競技場で走ればうまく走れるんです。

 

音楽の土台は低音。

改めて思い知らされました。

 

 

 
 
 
 
 

 

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