デッドニング
コルトレーンのデッドニングは、スピーカー環境の徹底的な整備です。人もスピーカーも、働く環境次第でパフォーマンスが驚くほど変わります。
単純にサービスホールを塞ぐとか、付帯音云々ではなく、ドア全体を音響基準でまるごと作り変えます。
デッドニングで得られる効果
・迫力のある音になる。
・全体の情報量が上がる。
・低音にメリハリが出て、高域もより綺麗で強くなる。
・繊細な音も出るので、表現力も豊かになる。
基礎的な部分ですので、スピーカーに関わる全ての項目に効果があります。
スピーカーは最良のエンクロージャーあってこそ初めて最高のパフォーマンスが発揮できるんですが、カーオーディオの場合は残念ながらエンクロージャーになるのは車輌の出入口の為に作られたドアです。
これを使用スピーカーに見合ったエンクロージャーに作り変えることが重要です。
コルトレーンのデッドニングでは、デッドニングはドア作りの一つのアイテムでしか無く、他にも内部の処理や、スピーカー背面の処理など、チューニングを施しながら作業します。
「機器を換えてみたけど、音にメリハリや迫力がない。」など現状の不満を一気に解決出来ると思います。
逆にここを疎かにしては、いくら良いスピーカーをおごっても結果が伴わないです。
デッドニングプログラムについて
デッドニングをする前に、最低限スピーカーは変更したほうが良いです。
純正スピーカーの性能はかなり低いことが多く、不純物を排除するとほとんど何も残らなくなります。
それに使用スピーカーの音色に応じ作業を進めますので、お好みのスピーカーに交換後、ドアチューニングと言った順番が妥当かと思います。
コルトレーンのデッドニングはデッドニングに終わらず、車輌の出入口として設計してあるドアを、音響基準に置き換え再度構築し、総合的にスピーカーエンクロージャーに作り変える作業です。
ただ単にサービスホールを塞ぐ、付帯音を軽減させるのではなく、良質なエンクロージャーとして機能するよう、ドア全体を考え複数アイテムと施工方法で仕上げていきます。
リフォームで言えば、玄関やトイレだけをリフォームするのではなく、家族全員が住みやすくなるように家全体をリフォームするのに似てます。
それぞれのアイテムや施工方法は、複雑に絡み合うドアの状態に応じ適材適所に施し、それを全体的にデザインすることで相乗効果が生まれ、効率的に効果が出るよう設計してます。
スピーカーの発する音波経由、スピーカーの振動が直接伝わるエネルギーを別々に考え、それぞれ最適な処理を施します。
最も重要な事は、スピーカーの持つ音色をも壊さないこと。
施工後の音は、重くなったり、暗くなったりせず、鮮度が上がった感じになったり、発色が豊かになったりします。
お薦めはSTEP-2からです。
ただ音を殺すだけならデッドニングは簡単です。
ですが、音色を壊さず不要振動をコントロールするのは至難の業です。
コルトレーンにはその術があります。
お任せいただければ、これまで培ったノウハウ全てを投入し、最上のドアに仕上げさせて頂きます。
コルトレーンのデッドニングメニュー
ステップアップ式で下記から選択できます
STEP-1
STEP-1では、コストパフォーマンスを意識し、低コストながら最大限の効果を狙い施工しています。
最上級の施工からの究極のダウンサイジング施工です。
サービスホールは塞がず、主にインナーパネルの振動コントロールをします。
多くのことは出来ませんが、最低限インナーパネルの共振をコントロールし、スピーカーの音色を濁す付帯音を減らします。
STEP-2
STEP-2がコルトレーン標準となります。
ダンピングマット、吸音材、拡散材を使用し、ドア側、内張り側を仕上げ、必要に応じもうワンアイテム追加でドアを仕上げます。
STEP-1と比べるとコスト高にはなりますが、コストパフォーマンスは断然こちらのほうが上です。
ローエンドも自然に減衰する仕上げになりますので、サブウーファー無しでも問題無いですし、サブウーファーを付けた場合にもつながりが良いです。
間違いなくコルトレーンの音の一旦を担っているアイテムで、音源を選ぶこと無く、確実な基礎となってくれます。
STEP-3
STEP-3では、内張りのデッドニングを行います。
STEP-2でも内張りのデッドニングは行うのですが、2ではドア側の材料を余らせて内張りに使用するのに対し、3では専用のアイテムを使用し、より強力で繊細な仕上げになります。
制振材はシートではなく液タイプを使用します。
インナーパネルよりも形状が複雑ですし、複数パーツで構成されていますので、シートよりも液タイプの方が有利です。
また、ニードルフェルトを使用することで、内張り内の空間を無くし、定在波や共振を防ぎ、更にはどうしても取りきれない、インナーパネルの不要な共振音が車室内に進入する防音壁にもなってくれます。
STEP-2と同時施工することで、内張り施工用に残す必要がなくなり、全てドア側で使えますので、同時施工がオススメです。
STEP-4
STEP2,STEP3を施工済みの方限定で、承る裏メニューです。
デッドニングと言うよりはドアチューニングになりますので、ある程度システムが確定してから施工される事をお勧めいたします。
・ドアの固有振動数の最適化
・振動モードの確認と手直し
・補強
・レゾネーターの設置
・共振コントロール
これまでドア創りで使用したアイテムの他、数種類を使用して、より細かい部分のちゅーニングを行います。
価格表
STEP1 | STEP2 | STEP3 | STEP4 |
---|---|---|---|
30,000円~(税別) | 60,000円~(税別) | 30,000円~(税別) | 50,000円(税別) |
※STEP3をSTEP2と同時に施工される場合、合計金額から8,000円割引になります。
※STEP4は当社規定を満たしていない場合、お断りする事があります。